憂き目

生きるという憂き目に遭う

川と後悔したラーメン

不眠は続く

一時的不眠から慢性的不眠になっている自覚がある
「寝よう」の決意に殺されている


結局寝たのは4時過ぎ
寝るまでは適当にマンガ読んでた
午前には当然起きれず、うっすらと覚醒するけどまたすぐ落ちる
結局13時ぐらいになった

ろくでもない自分

親と会話している最中になんやかんやあって
電子マネー使えよ」って説教する俺になってしまった


言っている最中に人格が割れてる


片方は、チンパンジーな自分
「便利になる」の正論を武器にしている
攻撃的な発言が止められない
この自分が抑えられなくて、非常に不快


もう片方は、その自分を俯瞰して見る自分
自己嫌悪はするけど、止められる能力がない
脳みその10%ぐらいしか使わせてもらえない
視界の左上あたりに陣取って、見てるだけ


なんかなあ、くだらねえことしてる自覚があって、苦しいよ
こういう時、生きている意味なくね?って感じちゃうね

だから外に出た

家にいても鬱屈として嫌な自分に対してグチグチ言うのが目に見えていた
パターン学習
1つぐらい対応したい気持ちがある


新しく届いたクレープブラシ、スエードのお手入れ
気持ちよくきれいになった靴で歩きに行く、行くと決めたら行く
勢いで散歩に出かけることができた
重い腰が上がって良かった


歩き始めてしまえばほぼ無心
世間の人々などどうでもいい
ただひたすら歩くだけ


なんとなく、知らない道をひたすら進んだ
思ったよりも長くて1時間ぐらいまっすぐ進んだ
何も考えたくなかった
脳内で音楽が鳴る
打ち消すために、手を意識して歩く
前、後、前、後、前、後、前、後
飽きたら足を意識して繰り返す
足も飽きたら、他の部位に意識を向けて
歩いている揺れを認知する
ひたすら繰り返した


川があったので川沿いを歩く

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川に写った光が、トタンに見える
自然を見ながら歩いていると、無になる
何を思っていようとも平和に風は吹いている
嫌な気持ちになっていようが良い気持ちだろうが関係なく
太陽は日の光を平等に降らしてくる


穏やかな自然に包まれたので癒された
川沿いは気持ちよかった
いらないビルもくだらないスーツの大人もいない
呑気な人々だけ、助かる世界だった


そのうち、電車の線路が見えて「たどれば駅だな」まではよかった
しかし、線路沿いの道がなく、ちょっとそれた


もう道が分からなくなった
分からなくなったが方向音痴なので元の道に戻る気はせず
「進んで、左に2回行って、戻ればいいだろう」
と考える
そんな高度な能力はない


一度曲がったらもう脳内MAPは粉々、覚えてないので適当に進む
見当違い、足痛い、GoogleMapを見る、意味不明な位置にいる


観念
曲がる部分のオブジェクトだけ気にして
GoogleMapをしっかり見て、方向を確認して、やっと進む
ここまでしないと進めない


ついたのは隣町どころじゃなかった、そこから2駅
そんなところまで歩きでいけるのか


チョロQHG2のストーリー順のようなものをすっ飛ばして次の街にいけた気分だった
伝わらなくていい

足が痛すぎたのでカフェに入ろうとした

混んでたのでやめた
空いてはいるけど、おばさんに囲まれるのが嫌だった


いいところを見つけたかったけど見つからない
足が限界だったので目に付いた野郎ラーメンに入った
秋葉原で見たときから「食べたいな」って思っていた


俺はね、ここで、憧れのままにしておけばよかったなと思ったよ


入ってから後悔した、クソ高い
800円ぐらいかな?とか思ってたけど、並が1000円越え
二郎が安いので勝手なイメージだった、負けた
この時点で「あ、ダメかも」って思ってた
とりあえず大は苦しいと学んだ
プチを頼んだ、なぜかトッピング全盛りしかない


880円・・・
他のものにお金使いたいと心で涙を流した


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プチ、普通のラーメンって感じ


実際に食べると
「居抜き店舗の入れ替わりでできた、そのうち潰れるラーメン屋」の味がした


味に特徴がない、もう二度と来ることはないどうでもいい味
看板詐欺、二郎系じゃない、釣られたことにムカついた


家系っぽい卓上調味料で誤魔化し・・・きれてない


にんにくがすりおろしではなく、ただ細かくしただけ
れんげに乗っかるニンニクのかけらが不愉快なハーモニー


カレー粉はただのカレー粉味になるだけ
合うも何もないなって感じ

パンチ液は・・・醤油のようなもの
「塩分を追加します」だけ
濃くなる、終わり


豚も市販のチャーチューだろって感じ


褒めるとこはひとつだけ
野郎ラーメン」っていうパワーフレーズが強すぎてキマってる
俺はキメられて死んだ
ネームバリューと印象で選択肢を決める人間は愚か
ちゃんとインターネットを見るべきだった
俺と似たような感想がたくさんあった、超後悔した


野郎ラーメン、そのうち食べてみたいな」
そのまま知らない方が綺麗な思い出だった


これからアンチ野郎ラーメンとして生きなければな、と思いました
とはいえ、二郎も二度と食える気がしない


そんなに食えない気持ちがあったのに
二郎系をチョイスした自分
疲労は判断力を鈍らせる
そういうこと、また、学んだね

帰路

自分がにんにく臭くて、缶コーヒーを買う
一口飲んで満足する、残り、どうしようの気持ち
もったいなくて、ちまちま飲んで飲み切りはしたけど
最初の一口で140円分の欲を飲んでしまった
残りは美味しいわけでもなく、ただ、もったいないだけの0円の苦い水だった


街中で「中身があるのに放置されている飲み物」の正体がつかめた
これはこれで、学習した

帰宅しておやつを食う

ファミマライザップのたっぷり食べたい!プリンを食べた
このシリーズ毎度多くて萎えてるけど脳みそ腐ってて印象で買っちゃう
アホだなって思う、アホなことばっかりしてる
プリン1つ分ぐらいの時点でもうプリン食べたい欲が満たされていた
それでも残っているので食べた、なんか、こうじゃないよねって気持ちになった


自分が通常の量で満たされること
そろそろ覚えたい、覚えよう、覚えただろう


学びの多い1日だった
・自然はヒール
野郎ラーメンは二度と行かない
・飲みたいのは1口だけかもしれない
・通常サイズで満足できる人間


明日も生きようね・・・