憂き目

生きるという憂き目に遭う

立ち読みはバグ、電子書籍は神、紙はイキり

書店

そこそこの頻度に書店に行きます
散歩しに外に出て飽きてくると本屋に寄る
タイトル一本釣りされないような欲しい本があったとき
目次を読みに行く目的
気になった章だけ拾って終わりならお金を払わなくていい


これができるからやっているけど
「これバグじゃね?」
心の底に冷やかしてスマンをかかえつつ
財布寒いから厳選するのは許してくれよな
と、空気に謝罪する


なんなんだろうな
noteみたいに一部とか目次までは読めるけど
本当に内容読みたかったら購読してね
っていうあのシステムこそ、あるべき本の姿じゃねえの・・・


まあ、使えるバグは使っていけ

vs電子書籍

平積みの情報量がインターネットモニターと段違い
好み通りのおすすめではないものが目に入るぞ
って社会派ブロガーちきりんが言ってた
俺も言ってる




脱線 大学の授業で"ちきりん"の思い出話
大学の授業で
「"自分のアタマで考えよう"って本読んだ人いますか?」
ってターニングポイントが来た


(ちきりん著だ、ワイ、読んだぞ)
(堂々と手があげられるぞい)


ここで手を挙げた俺
陰キャオタクではなく、まぎれもなく真面目学生だった


ただ、当時は本を読む能力が低かったので
内容はすっかりどっかにぶっ飛んでて
「」
何を言ったのか覚えていない
永遠と後悔の念がある
お前、何のために手あげたの?
あの時に戻れたら・・・とか思う、しょうもない話
とりあえず、ブログもずっと読んでますって言いたかったな


"自分のアタマで考えよう"の発売、2011年発売だった
8年前・・・読んだ時は高校生か俺・・・
当時でも数年前よ
それじゃあしゃあねえわ・・・今、許してあげられた
後悔の念は浄化された


今なら「考えるってめっちゃ大事やで」のメッセージ受領している
ナイス演説だったぜゲストスピーカー
俺はあの授業は忘れねえからな、染みてるぞ


この授業、座学の単位は取れたけど
グループワークは地獄メンバーになってしまった
初回サボったからな
初回サボったグループにまとめられてしまったわけだ
自分が悪い、悪すぎてウケる、やっちゃったなって思った


忘れもしない、初回サボった理由
定期忘れたから萎えて、しかも雨じゃ~~~ん
コンボキマったので電車に乗らずそのまま家に帰った


俺は顔がのび太のくせに平気でサボる
でものび太はサボるじゃん?そういうことだよクズメガネ
地獄グループはやる気がないのでぶん投げて、落単した


おかげで4年の前期に授業受けなきゃいけないハメになった
まあ、過ぎたことだから許せるけども
今でも、あの初回授業を出席できたらな~と思っている
わりとグループワークの内容は面白そうだったしちゃんとやりたかったよね


過ぎ去りし時を求めて・・・
(ドラクエ11)




目に入った読みたい本は
タイトル・帯・背面でファーストインパク
中を開く気になるかならないか
もうね、youtubeのサムネイルみたいなもんだよ


そこから、作者のプロフィール見てポジション確認
当然、ポジショントーク
みんな自分の立場から語るよ


目次が楽しみ、章立てのセカンドインパクト
読みたい章がいくつかあったら、もう買う気持ち
ちょっとしかなさそうなら、軽く読んで終わっちゃう

これ、リアル書店の強みね


この作業が面白い
無料の作業だからね、イカれてる、バグってる
書店は何時間でもいようと思えば居座れる(害悪)


買う本はその場で買わない
あとでkindleで買う


マジ、悪いな書店
現実ってバグってるんだわ~~~
このバグ利用、運営がまだ合法って言ってるからなぁ、すまんなあ
無限試食コーナーよ


しかし、紙信者が支えてくれるので生きていただいでいる
ぜひ、がんばれ
俺と同じ電子書籍信者ばっかりになったら書店という場は完全に終わり
というか、もう浸食は始まっている
ザコ書店は破壊されている
売り場は文房具・ダイアリー・オサレ雑貨に飲み込まれていく


本屋でkindle経由できるなら、感謝の経由する
って心はある
しかし、Amazon大先生がそんな無駄なところに中間マージン渡すわけもなく
他の電子書籍プラットフォームもそんな無駄なことするわけもなく
リアル書店は本をコストかけておいて
立ち読みだけされて
何もリターンが拾えないのだ


ぼく、ミレニアル世代
シケた人生、書店を助けるかけらすら払わないの巻


過去、電子書籍市場がまだイマイチだった頃
プラットフォームをどこにするか決めかねてた


その時は紙で買ってたよ
今は完全に電子市場が充実している
こっちで買った方が重くないし紙めくるのだるくないし快適なんだよな
300ページあろうが重さはiPhone
ミラーリングして大きいモニターで本を読んでもいい
ゴロゴロしながらiPhoneで読んでもいい
この自由度


紙、お前、弱いんだよなあ
俺は紙のこだわりがない
利便性は最強、どうしようもねえよ

マーケティング

倉持由香対空が出るグラビアアイドル
ストリートファイター5をちゃんとやっているところ、評価してる
格ゲー評論老害の自覚あるから、成長を見守っている
クソリプおじさん図鑑に載りたくない



だから、グラビアアイドルの仕事論が欲しかったのだ
でもkindle版売ってねえし、やる気あんのか?って思った
外に出たついでに読んで買うべきかチェックしようと


立ち読みでインターネットインタビューで語ってる内容と同じじゃん
結局、買わずに戻した
「これ、機会損失じゃない?」
そう思って書き始めた


しかし、紙は、”写真が撮れる”
クリティカルだ・・・


革命のファンファーレでも言ってたけど
紙の本はイキリオシャレアイテムなのだ
(ねつ造、本当は章の格言みたいな奴をインスタ映えにして投稿しろって内容)


倉持由香本人のTwitterのムーブは
RTで読んでいる人がいることを知らせている
この"RTされる人"は自動宣伝マシンなワケ


本人もまんざらでもないワケ
俺はこういうのも読んじゃうよ!って写メをあげがち
俺は、この本を、読みます
これが紙の本の価値


内容は使い古しだけど、ビジネス書にしちゃう
媒体を変えれば同じ話も売れる
真のある話なのでオタク相手にも戦える内容



グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術 (星海社新書)

倉持由香インタビュー記事を読んだことがないのであれば、おすすめです
「へぇ~すごい考えてやってるんだね~」
って言うことができる