憂き目

生きるという憂き目に遭う

「子供を殺してください」という親たち・社会・人生

「子供を殺してください」という親たち


「子供を殺してください」という親たち 1巻: バンチコミックス

精神障碍者を病院に説得して連れて行く仕事だそう
時系列の変更はあれど、ノンフィクションらしい
ビビるねえ・・・


バグ人間、身近にはいないけど
電車で確実に乗ってくる池沼はいた
永遠に電車のアナウンスを繰り返す奴いる
どの路線にも大体いるよね
社会になじもうと試みる明らかなバグ
これのハードモードバージョンのマンガね、ぐらいに理解した
うすぅ

動機の次元

作中でも、バグ人間に対して「まともに生きて欲しい」と思える
これがすごい、人間性の次元が違う


あとがきに押川さん本人の話があったけど
人間に興味がありまくるっていうのが原動力
ヤバい奴にも人間性がある
これに人生を使いまくってるみたい
理解できないからすごいなーしか思えない

社会における"子供"という存在

子供は歪むべくして歪んだ説
100%に限りなく近い
大体、親はまともなつもりで「子供がバグっちゃって・・・」
と、扱うわけだが
異常性の高い環境では異常な人間が生まれるのは当然


子供、というか幼児期
脳みそがまだ完成されていないのでやわらかい
そこで毒親パワーMAX注入する
脳が物理的に歪む、成長が止まる、これはマジらしい、ウケる
キチガイに育てられると潜在的なキャパが止められる
やべーことされないように、余計なことを考えないように
みたいな閉鎖的な思考をするように、脳が作られる


長期的に考える
これは教育でしか会得できない
アホには教えることができない概念


今までの経験からしてこれは当然だよね、を押し付けがち
「こうに決まっているじゃん」
これでパターン未学習なのに押し付ける理不尽を染みさせる
「さっき言ったじゃん」
1回で覚えられる奴は天才ってことを分かってない
大体、自分のことは棚に上げて「私ってこういう感じだから」とか言う
本音ボロボロだして世界のくだらなさを教えていく


大体、そういうものだろ
みたことないけど
大体あってるだろうと思ってる


現代の子供は、親の"作品"でしかない
核家族という文化が繁栄しているから
俺みたいな人間が生まれているのだ


1つの家に大多数がいたときは、普遍に染まれない奴は死滅する
バグは内部処理されていた
バグりきる前にある程度は出荷可能な状態まで矯正される
一部は、明治の文豪共ばりに精神こじらせる
「K」のごとく、自殺する
たぶんね、テキトー言ってる


現代は内部処理するにも、規模が小さいので
「限界じゃ~~ん」とギブアップして表に出てくるわけ
それを生み出すのは、高度経済成長期のパワハラ魔人達
自分のポジションだけで話をして、仕事をしていたが故に
人望が何もなかった腐ったおっさん
きっと家でも人望ない
人の感情が汲み取れない奴が、場所を変えた程度で良くなるわけない
家庭では疲れたからって闇をまき散らすだろう


俺たち現代クソオタクがTwitterにグチグチ言うのを
リアルに振りまいて毒ガス空間にするのが毒おっさんなのだ
その毒が作った作品が、バグ人間なのね


最近だと、ドラクエ10の猛者・元農水次官のニュースがまんま
生涯の大半をかけて作ったのが
息子(44)でひきこもり、ネットヤンキー
イカした作品だ
ぼくは全て憶測の決めつけの妄想でモノを言っているけど
社会的地位がある人間ほど、子供をバグらせる


"親の期待"っていうのは子供たる作品の方向性だけど
適応者ではない場合、破壊されると子供が感じれば
積み上げた作品は崩れたゴミになる、そういうもんよ


上手く書けなかった絵をくしゃっと丸めて捨てる
これとおんなじ、紙屑も人間の屑も一緒

俺の構築物

俺は親父のコピーだなって思うことが多い
非常に不快なんだけど、ああ・・・って思って萎えるだけ


親には育ててくれて感謝してはいるけど
正直、生まれてこない方がよかった!
これ、結論すぎて何もないね、全てを無に帰す結論
だから置いておきたい


親父は幼稚だなって感じることが多い
不機嫌で場を支配する大人、これ、最高にダサい
それが親、なんだよなあ、萎える


反面教師にするしかないけど毎回いや~~な気持ちになる
俺に対してじゃなくても、家庭内のどんより感は伝わる
そういうもんだ


アダルトチルドレンの本で読んだ気がするけど
さいころにそうやって場を支配できた経験が、未だに手放せない
まんますぎ、見るたびに萎える
自己防衛のため、最近は視界に入れないようにしてる
たぶん、1か月ぐらい避け切ってる
このまま会いたくないものだ


母親は不機嫌ガスを浴びないように立ち回っているだけだなって思うことが多い
なんとも言えない気持ちになる
一番、不機嫌ガス浴びちゃうもんね、しょうがないね


俺はまだ身近に完全に尊敬できる大人がいない
世の中に希望を見出していないまま
ぼんやりとゲームしながらひきこもっているわけだ
ハマりすぎポジション

そもそも俺が存在したのはバグ説

今、全俺の中でアツい
親が現代に生まれていたのであれば
結婚より良いこといっぱいあるし
この親はたぶん結婚しなかっただろうなって思っている


俺は時代の「結婚するのが当たり前」の雰囲気によって生み出されたのだ
これで親を恨まずに済む
雰囲気ってキツいもんな、しょうがないよな
これで流せる、なかなか精神的な健康がよろしい


本当に憎むべき「雰囲気」も死滅しかけている
もう終わった時代だから、いつか消滅するだろう
いいのだ、おばあちゃんからは結婚の話を毎度言われてうんざりするけど
それも、いつか終わるからいいのだ


三方良し、許した

未来

俺は子供は欲しくない
趣味として作品を作るのはやってみたいけど、責任を取るのがだるい
そこまでモチベない
子供って残りの人生全部付きまとうデバフやん
バフじゃねえんだよなあ


子供に救われる、なんてない気がする
そもそもこの世に生きていること自体、価値がない
思えるかもしれないから欲しかった時期はあったけど、試すにしてはコストが高すぎる
そう思ってないと試せていないのにウズウズしてしまう
もしかしたら救いがある可能性を捨てるのは、不本意ではある
救いが欲しいんだよ、俺は
生きる理由なんもねえからな、ギャハハハハ
字面がヤバい


俺の遺伝子を廃棄したい
人間という存在を増やしたくない
感情を抱えた生き物は増えすぎると余計なことしかしない
プラスになるようなこともあるかもしれないけど
マイナスの方がよっぽど強い感しかない
こんなにも「だるい」「死にたい」「消えたい」と思うのに
「思う」存在を作っちゃダメでしょ
悪を踏襲する、それは極悪人じゃん?
違法


世の中、超普通に絶望的だしね
社会に対して何も期待感がない
ひたすらに生きづらくなっていくに決まっている
何の技能のない人間は、当然のように不要になっていく
受け皿が消えて、犯罪が増えて、なんともいえないエリアが増える
一部の質は高まる
全体は高まらない
勝利の味、そんなもん、独占するに決まってるのよ
勝てる奴が勝てる奴と勝てるゲームをするis社会よ


俺の生きている間に
どこかの"国"というシステムが崩壊するだろう
EUがどうとか、トランプ政権だとか
自分以外の国に死んでもらわないとダメじゃんのところまで来ている
世間にチラついているのは、大地の裂け目みたいな感じ
いつか割れるぞ


論理はある
国は家庭の塊
会社は人の集まり、みたいな奴
家庭が崩れ出したら巨大な概念もじわじわと崩れる
ま、当然じゃないの
ちゃんと絶望的な世の中だよな


鬱病のときは、絶望的だからだから死ななきゃ!と必死だったけど
優秀な遺伝子や優秀な教育を受けたわけでもなく
何かしら良いバグを引いたわけでもなく
平凡な存在だなと、割り切りたいけど割り切れなくて
虚無に包まれつつ、人生の遅延行為に全力を費やしている


もう朝4時が近い
日中にこんなマンガを読んだから、吐露したくてたまらなかったよ
俺の中の負をとどめず、吐く
闇はインターネットに投げ捨てる