死にゆく人の心に寄り添う
死にゆく人の心に寄りそう 医療と宗教の間のケア (光文社新書)
プライムデーあたりで買った、30%ほど読んで放置していたけど
電車が長くて暇だし、メンタルも沈み気味じゃないから読めるなと思って読み切った
そもそも、本屋で立ち読みしたときに
「うちのばあちゃんが死んだらな~」みたいな実際にありそうなことを考えながら読んだ
人間は死ぬ生き物
現代は死が遠すぎて、死がどういうことなのか理解できない
みたいな、確かに忘れられた概念を学べそうなので読みたくて買ったのだ
ただ、読んでいて疲れる
新しい概念が入ってくるのに加えて、話題が「死」
精神が元気じゃないと耐えられないねほんと
俺は、死にゆく人が意味不明なことを言うことを許容したい
「何いってんの」とか「そんなこと言わないで」とか言いたくないね
論理でも、合理でもなく、死へ向かうことを認めたい
医者は生かす職業だからクソみたいな治療を繰り返す
基本的にあんまりいい職業じゃないと思っているし
守銭奴ではない人でも"立場"によって生かす側の発言をしなければならない
信用できなくもないけど、立場が違うよね
この著者は看護師であり僧侶であり
"心”へのアプローチをする
生きることよりも、どう死ぬか
Quality of Death という概念がある
いい死に方をしたいものだし、いい死に方を提供したいものだ
病院でゴミみたいに白いベッドで
上向いてあーとかうーとか言いながら生きるのはクソカスゴミ
ちゃんと死ぬべくして死にたいよな、憧れたよ
妻のトリセツ
妻のトリセツ (講談社+α新書)
結論から言うと、怒られるのは回避できない
回避できないので、ダメージ軽減をするか
回数を下げていこう!
ぐらいのゴミみたいな世界へのクッションアドバイス
読んでいて思いだすのは樹木希林の「結婚はバカなうちにしかできない」的な発言
そう思う
愛など永遠ではなく、じわじわと自分との差異に悩まされるのが目に見えている
依存先は欲しいけど生活は共有したくない、ぐらいの感じで彼女なり妻なり欲しい
その程度のモチベーションなので作れないし、作っても終わるだろうな
そんな身もふたもない終わりな感情で読んでいた
終始、男性脳と女性脳は構造が違うので
尽くしているの概念が違うゾとか言ってる
男性なら仕事をしておカネを入れることが愛
女性なら家事をして家を守りつつ、たまには自分もかまちょが愛
そりゃ冷えるよね、性質が違うんだからさ
その程度のことが終始書かれているけど、読み物として面白かった
女性脳を理解したことないまま生きるよりは、楽になるな
そんなことを思った、面白かった