憂き目

生きるという憂き目に遭う

絶望

おそらく、今の俺の感情は後で見返しても面白い
俺本人は死ぬほどかゆく、黒歴史の生産でしかないが、
外から見る分には、面白いと思う、故に残す

イムリミット

俺の貯金は無限ではない、当たり前のように有限だ
金を適当に使うのは、我慢などしても意味がない
虚無こそ一番の敵、苦手なのだ
それを見ないように金を使う
便利なデバイス、趣味である服や小物、酒、メシ
あくまでも、現実を直視しないアイテムだ


耐えるのはつらい
今はそういうメンタルをしている、今は
憂鬱である
ひたすら。


救われる時間があまりにも少ない
生きている時間があまりにもつらい
娯楽、ごまかしの娯楽
ゲームは救済から外れたと分かった、数日前
俺はゲームをしていてももう脳汁があまり出ない
ダメなのだ
比較、優劣の世界は耐えられない
お豆腐メンタルが崩れる、豆腐の角に頭ぶつけて死んじゃうね


本を読み、その作者の世界に浸り続ける数分、数時間
この間だけは救われる


マンガも同じ、その世界観に溶け込み、俺という存在を忘れる
その間だけは現世を忘れられる
俺にはこの世は苦しすぎる、そういう想いは常々
今はとても常々、普段はそれなりに常々

生きるとは何か

意味も意義もない、俺はその信者だ
故に、何にも価値を見いだせない、どうしようもないな


今は酒だけが救いだ
どうしようもないのだ
現世への認識を歪めることしかできない
正しく認知しないことにより、絶望を直視しない
そういう、俺なりの論理的な対策なのだ


俺は元カノと結婚したかった
現世の実力は足りなかった
親は「相応の誠意」があれば、と認めなかった
相手の親も認めなかった
どう考えても俺のスペックが悪い
今までの生き方が悪い
そこで否定されたのだ


ゆとり、故に、やわらかい
ポヨポヨのメンタルなのだ
挫折たる挫折はない、要領が悪いわけではなかったのがよろしくない
大した努力をした覚えもなく、井の中の蛙でイキリ倒せた
俺の周囲、それほど気高い人間がいるわけでもなく
この程度でいいならこの程度でいいか、
ぐらいのとてつもなく低いココロザシしか持っていない
今までそうやって、なめ腐って生きてきたツケがあるのだ


元カノには謝罪をしたところで、許されるわけもなく、
謝罪を挑戦する前に、俺は連絡先を消してしまい
記憶もぐちゃぐちゃなので、覚えていない
元カノの貴重な人生の時間を奪って申し訳ない気持ちしかない
いつぞや、その手のことを言われた
あまりにもトゲである


その時は、根拠のない自信があったので、
「添い遂げよう」的な意識はあった
言葉には出さなかった、守れる気などサラサラなかった
軽薄な「守れそうにない」的な発言しかできなかった
俺には覚悟がなかったのだ
甲斐性なしで、ゴミクズである


せめて、元カノが不幸にならずに、
それなりに人生に意義を持って過ごしてほしい
ぐらいは思っている
俺は地獄に落ちるべきである
それは、奪った時間分苦しむべき
断罪の意識がある、
俺は不幸になるべきという気持ちがある
世間がどう思うかではなく、
俺は罪人であるべき
そういう、いらない罪悪感で悩み、
勝手に自爆していく、
メンタルのリストカットでしかない
分かっている、無駄なこと


客観的に見て、
よくある人生の1ページでしかない
おそらく、俺だけではない
1億人体験するであろう
くだらない出来事なのだ
俺個人としてとらえればおおごと
他人事ならよくある話
よくある話…
俺だけの貴重なおはなしではないのだ
知っている
知っているから、くだらないのだ
客観性をもってしても、個人的事情は払拭できない、ぬぐえぬ、地獄



そう、客観性を持てば、
それほどひどくない、どうでもいい出来事
しかし、現世で、できるかぎりの贖罪に努めるべきである
俺は幸せになるべきではない
俺よりもよっぽど生きるべき人間がいる
そういう風に思って、思い込んでいる
俺はその考えを払拭できない
自分に地獄を感じることで、
罪悪感があることで、
なんとか、生きる理由としている

親のこと

母親は俺が不幸になれば悲しむであろう
まあ、そういう人だしなあ、と。
深い人間性のところまで突っ込んだことはない
ふわふわとした表面までしか考えを聞いたことはない
所詮他人なのだ、骨のズイまで分かることはない



父親はそれなりの作品を作った
生きていれば成功
死んだら失敗した、
ぐらいの感じで割り切りそう
ぐらいに思ってる
ドライ、受け継いだ


所詮スペックでしかモノを見れない、気がしている
あまり人間性を感じたことがない
感じ取れたことがない
俺の感受性が低い、可能性が高い
愛情というものはよくわからない、
感じたことがない
親になったからやることをやっている
そういう雰囲気を感じ続けていた
俺はちゃんと5割父親を受け継いでいる、生まれは呪いだ


生まれたこと

感受性のある生き物として生まれたことを呪っている
それはもう、物心をついたときから持っている感覚だ
この世に生まれたことを後悔している、ずっと
許されるものではない


何かを考える
その時点で、業が深い
判断は、業が深い
何を選んだとしても、業が深い
どう転がったとしても、生きて、考えたこと自体が罪なのだ
禁断の果実の話はとても好きだ
知恵の実を食べたとされる、アダムとイヴは許されたものではない
生物として生まれたこと、それこそ絶望だ



生まれたからには、せいぜい生きる
ただ、しょうもない人生だなと思い続けるのだ
どこにでもある、どうでもいい命の一つでしかない
俺にとっては俺こそが全てであるが、
客観的に見た、俺個人の人生など取るに足らないもの
数億人生きているこの現世では、数憶分のイチでしかない
貴重な人間になったとしても、同じことを思う
思うに決まっている
生きていることは、業であり咎であり罪なのだ


…そんなことを思う
最近は自殺する気はなく、せいぜい生きながらえようと、頑張ってはいる
ふいの涙が出る時点で鬱病は直ってはいない
これ、瞬間の絶望で生まれ、直ってほしくてたまらない
一生付き合わないといけないかもしれない
「何で生きているんだろう」
という疑問が沸く、割り切りの論理は「意味などない」だが、
あまりにも寂しいのでは?
と思う
思うだけ、他人事なのだ
当事者が当事者たる自覚をイマイチ持てない
俺の人生は他人のもの
大いなる力に動かされている、おもちゃの一つっぽい感じ
俺の思考、すべてはレールの上
どうなるかも決まっているのだろう
コントロール下にあるものなど、何一つとしてない
運命は決まっている
そういう考えが、今は少し落ち着く
抗っても仕方がない、なるようにしかならない、と

日々

土日が楽しかったが故に、この月火水木金と絶望感に悩んでいる
悩んでも、"絶"ほど望みがないのだからしょうがない
楽しいことは2週間に1,2回しかない
2/14としても1/7である
6/7は大した希望もない、ぼんやりとした日々を過ごさねばならない



今は、仕方なく生きている
本とマンガとアニメと動画と…
コンテンツにより生きている、まだ見ぬコンテンツを見たい
そんな好奇心はギリギリ生きている
ギリギリなのだ
下手したら無気力になりかねない
人生の意義、確実に失える自信はある


酒を飲んで酔い、コンテンツを見て、
捨てたもんじゃないと自己暗示する
まだ見ぬ未知、知らぬ脳汁
これを知るために生きているんだと、言い聞かせるしかない
この日記も、俺にとっての自己暗示
俺は俺を騙すしかないのだ
本性は、無でしかないのだ


つらくてたまらない、救いはない
この世に生きる地獄を分かち合った恋人はもういない、
いないというか、生きているが、
俺はもう彼女の時間を奪いたくない
俺ごときが出しゃばりたくない
涙しかない、今でも好きではあるが、
迷惑をかけたくない
ひたすら、俺はちっぽけでくだらない存在
自己否定が止まらないのだ


結婚してあーだこーだ幸せな生活
もう叶わない、あまりにも絶望的だ
過去を想い、俺は何もなく生きて行くしかない
彼女は生きる希望だったのか、そう思うとルートを間違えた気もする
ただ、鬱病の時に彼女のことを気にかける余裕もなかった
今も、変わらない
鬱病からは逃れられない
力が入らないのは、アルコールなのか鬱なのか
アルコールがないと正気でいられないのでアルコールを求める節はある
救いと、思ってしまったからな

砕けた未来

結婚が破綻した時、俺は壊れてしまったのかもしれないな
根拠のない自信とは、
愛情があると育つ的なことをどこぞの文章で拾った
それなりを受け取っていたのだろう


しかし、俺には分からない
当たり前のことは、当たり前としか処理できない
何がどう貴重なのかは、比較ありき
論理的に、そう


俺の文章は、ただ、吐露でしかない
何かを分かってほしいわけではない
誰かに救ってほしいわけではない
助けてとは思うが、助けてくれとは言っていない
当然の結果が反映されているに過ぎない


誰もが持つ、絶望感を、ドロドロと吐いているに過ぎない
特別なものではない
言葉にしないだけで、誰もが抱えている
そう思っている
俺の中ではな


エピソードの良し悪しはあれど、変わらないのだ
人間の固有のエピソードの骨組みは大して変わらないと思っている
取るに足らない、普遍的なもの
特別ではない、その自覚を持って、
出来る限り生きることにする
それ以上のことは、残念ながら無理だ
気が向いたらな

現実

甲州ウイスキー4Lで3000円
これを嫌になるほど飲む、酔いたいだけのウイスキー
吐くほどじゃないにしろ頭痛を感じるところまで押す
頭が限界を迎え、身体に力が入らなくなり、立ち上がればふらふら
この状態でないと、包丁に全てを見出してしまう、よろしくない
分別のある大人、生きねばならぬ大人なのだ
いつまでも自殺願望のある子供ではいられないのだ


クソほど酔っているが、吐くことはない
分別のある大人なのだ
頭が痛い、至福
鈍った脳で、これでいいのだと自己暗示することが幸せ
アルコールのキャパを若干越えたところにある、睡魔
身体が休めと言ってくれる
俺はその感覚が、心地よい
休み、眠り、ひたすら、眠り
いつか目覚めないことを願っている、願っているぞ


俺は分別のある大人なのだ

自堕落とは

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洗わねばならぬホットクックの鍋
スポンジは昨日新しいものに変えた、オレンジがかわいい
日々を感じる、生活を感じる


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飲んだビール缶、律儀に洗う
別に、飲んでそのままゴミ捨て場の缶コーナーに投げればいい
母親がクソマジメに洗うから、俺も気がすまなくなってしまった
人の片りんを感じる


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風呂場に干したビニール傘
外に放置していたのだが、なんとなく回収した
コバエらしき死骸が傘内部にたまっており、酷い気持ちになった


友達が置いていった傘なんだが、管理しなかったことを後悔した
捨てるなど、もったいないのでシャワーで洗った
流石に、これならば人にも貸し出せるだろう
雨が降る日は折り畳み傘を使う、完全に貸し出しなのだ


風呂場に傘が広がっている
この非日常感がたまらない、美しいインスタント異空間


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玄関先の靴
どっちもティンバーランド、好きなんだ
お客さんが来るときはどっちも下駄箱にしまう
スペース、とても大切


ブーツは出かけるときに履く
履いたらブーツなので干すついでに放置する
臭くならない程度に換気したらしまう
基本を守り続けている


スリッポンは夏場になるまで外へは行かない
主にゴミ出し程度に外に出るとき、
つっかけとして活躍している


お客さんを迎えない限り、ぐちゃっとしている
何も気にならない、そういうものなのだ



忘れられた傘2段目が良い味を出している
傘は玄関に置く、そういうことにする


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記録としての俺


スマホケースは非常に気に入っている
これを見るだけで悦に浸れる、よろしいこと
髪の毛もツヤが出てきており、悦ポイント
それ以外は大して気に入っていない
俺の顔も、人間性も、どうしようもない


俺は俺の育てた精神性、感性が大好きだが、
俺は俺の現世肉体をあまり認めていない
それでも記録癖が勝る


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ドラム式、半開き
洗濯ものは放り込み、乾燥して出てくる
今日は珍しく終わりのピーを聞けたので即畳んだ
暖かい洗濯物を抱き、人肌に思いをはせる


庫内が熱いので一時的に空けているだけ
そのうち締める、その放置された"時"が愛おしい


今、モノクロフィルムがあればそれで撮っているだろう
現代の機械をモノクロで撮影する
これほどミスマッチすることがあるか、哀愁を感じたい
フィルムカメラ、捨ててしまったわ


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俺の部屋の惨状である
お客さんには綺麗な部分しか見せないが、
俺は根本的に自堕落である


ファブリーズをかけて干した布団、気力がなくてしまえていない
ブランケット、くるまっていたけど投げっぱなし
パーカー、暑くなるたびに投げっぱなし、黒と白とふたつ
靴下は家でしか履いていないのでまだ選択しない、放置
最近はボルドーのスキニーにハマっており、着るだけで少し楽しい


今着ているのはパジャマだけど、起きたらどれも着ることになる
だからいいじゃん
その気持ち、堕落の気持ち、ある


今はこの、堕落がエモいと感じる
ぐちゃぐちゃにしてしまうのも、人間らしいじゃないか


俺はまだ生きている、そういうもんなのだ
アルコールが気持ちよく回った
金曜日午前中と指定した荷物も届いた、なんと自撮り棒
動画による記録も性癖として満たしていきたい、そのためだ
俺は眠る、昼夜逆転そのものであるが、
後悔はない、起きている時間の絶望感が薄かったので、満足している


これからもがんばって生きるしかない、涙が出る
2020 2/28 11:51
俺は寝る