憂き目

生きるという憂き目に遭う

響け!ユーフォニアム

anime.dmkt-sp.jp
4月は君の嘘を見た並びで音楽っぽいアニメが見たくて思いだしたように見た
珍しく面白かった!と言える、エラい
部活の閉塞感の雰囲気が好み、あと予期せぬレズアニメだった


本当はタイトルを男根のメタファーにしようと思っていたけど、面白かったのでバカにする気がなくなった
男根おばさんの目腐りすぎでしょバケモンか?間違いなくバケモンだね
改めて元ネタツイート見てきたけど、テキトーな槍玉にされちゃって作者かわいそう
パブリックエリアに投稿するツイートじゃないでしょ感
演出にしてもアホだ


クミコ、初日にポニーテールにしていたせいで先輩のポニーテールの人とごっちゃになった
俺の腐った目には同一人物に見えていてしばらく「???」だった
アニメ顔って大体一緒なので見分けがつかないね


クラスメイトの"サファイア"は名前がイカDQNネームでウケた
皮肉すぎて草、いい子で草
名前でコジらせて歪みそうなもんだけどね(ド偏見)

楽器ピックバトル

まず吹奏楽の花形がトランペットっていうの初めて知った
いっぱいおるのに、目立つとかあるん?って思っていた
でも、改めて考えればバンドでもギターとか人気だしね?
メイン音になるのがみんな好きなのね?


部活なんて任意のもの
「担当がいないので楽器がない」
という現象は面白い
なくてもイケるのか~って思った


人気楽器がピックできなくて、妥協で他の楽器を持つってところが面白い
学生の貴重な時間を"妥協"で過ごすのかあ…
後ろ向きに吹奏楽が好きになった
この視点で見たらニコニコできちゃう、とても嬉しい


妥協で握っても、統一の美学を感じる
ふてくされても音楽は成り立たないので、なんやかんややる
意思が捻じ曲げられて、意義に置き換えられている感じがして、
洗脳っぽいな~とすっごく楽しめた、ニッコニコ


でもわかる、望まぬ楽器を握る気持ち
オーバーウォッチで得意ロールがピックできなかった時っぽい
ラインハルト使いたいけどしょうがなくアナをやる気分だった
妥協しても、試合は作らなければならないのだ
できるかぎり自分のロールをこなす
キャラを動かす楽しさで満足を作るのではなく、成立する試合から満足感を得る
演奏も同じだろう、感性が理解できるからより面白く感じられたのだ、タブンネ

練習の正しさ

本番でやる曲を練習したくなる気持ちはわかる
でも、練習を重視する流れ
あんまりにも正しいと思う!!!だから見ててよかった

格ゲーマーとしての雑感だけど、小手先のオシャレコンボより、「コマンドがしっかり出る」とか「対空が出る」とか試合の中で比重の大きい部分、ツマンネー基礎からやるべきよね
パワーが最も上がるところに時間を使う顧問の姿勢に感動した
俺は正しい姿に涙するのだ


練習の意味を理解できない生徒の描写も良い…
高校生とは大人ではないのだ
ガキはガキらしく意図も組めずに文句言ってろ
神の視点から見ているからムカつくけど、それでいいのだ
正しい精神年齢の表現に、感謝

サンライズフェスティバル


響けユーフォニアム サンライズフェスティバル
何だっけこれ?あ、RYDEENじゃん!となった時もう好きだった
これだけでこのアニメ褒めようかなとか思った


気になったのは観客の反応
「すげー、あれどこの高校?」とかなる?なるの?
吹奏楽の良し悪しが分かる人間ってそんないるの?
俺は聞いてもわかんないよ
RYDEEN!嬉しい!で終わり


こういうパレード的なモノ、写真部の撮影で見にいったことはある
今撮った写真を見直すと、真剣な面持ちや緊張で歪んだ顔が面白くてしょうがない
この辺りの人間性が出る顔の面白味、理解できていたらもうちょっと写真を楽しめたかもしれんなあ
高校生ボクには理解できなかったのでテキトー
ピントを合わせて写真が成り立つように撮っていただけ
と過去に思い馳せたね
表情というのは面白いと再確認できたので、とても良
目が育った今、写真撮りに行ったら面白いかもなーとは思った

チューバ

テニスやってたチューバ、初心者枠
格ゲー始めたての頃を思い出すような感じで、かわいかった
「練習ばっかりで合奏の楽しさを知らない」と気づいてあげるの優しすぎて、涙出るね
トレモばっかりじゃ心折れちゃうよな、ホントさ
本番じゃないけど試合、成り立つ試合、そういうのができるだけでもモチベーションは変わってくる
置き換えて理解できるから感情移入の量が多くなって楽しかった、だから面白く思えた


クミコの幼馴染の男に恋をして、祭り誘い成功して行くだけ行って秒で敗れるのもウケる
すべてを知って尚、恋心を伝えてスッキリすることに重点を置いてムーブする
若々しくて良い~~~キッズ~~~
引きずって性悪にならず「負け戦にしっかり負けたわ」の心持
なんて大人~~~女は大人になりがち~~~
相応の正しい姿勢、俺はいつでも好きよ

オーディション

選出に入れるかどうか、身内でバチるのウケる
スポーツ系のマンガだとよくあることなのかもしれないなーと思ったけど、
俺はスポーツが本当に嫌い、許すのは超次元サッカーだけ
だからこそ、目新しく思えて、かつ、胸糞悪くて好きだった


デカリボン、クソほどムカつくイキリでウケた
推し先輩が負けたからってレイナに食ってかかるの風評被害すぎてな
「推し先輩がどう思うか?」ではなく、
「ソロパートをやる推し先輩であってほしい」のごり押し
自分本位で痛々しいファン、キツい、とてもキツい
ウオオオオオオオオオオオオオオオって叫びたいほど、キツい
絡まれたレイナも殴ってくれねえかな?
パン!って張り手食らって欲しい!
マジ?みたいな顔で腫らして欲しい!
と期待した
けどその場は流して退出、大人すぎ~~~
でも廊下で「うっざ!!」って吐き出すのたまんねえな
人間ってそうであって欲しい、正しい苛立ちは良い


クミコとの信頼関係も合わせてニッコリ
性格が悪いことが分かっているから、毒を吐いても大丈夫
本音の毒を吐くことを告白と表現するし、これはレズだ…(レズではない)
悪意のない本音がポロっと出ちゃうキミコだからこそ言える
クミコもそれをバカにしないと信用していて、とても良


段々とライバルとして高め合う仲になっていくのも、嬉しい
冷めていた人間が熱を持って動くようになる
あんまりにも羨ましいね、とっても眩しいね
熱が入っていく様子が徐々に描写されていたので納得できる
納得できるから、よろしいのだ
トンデモ理由で急メッチャモチベじゃないから、超絶許せる
それでも、実力不足なところも一度サゲる要素で良い
「上手くなりたい!上手くなりたい!上手くなりたい!」で叫んで泣いたクミコ
「あの時流した涙の意味が分かった」はすごくよかった
レイナが全国行けなくて涙ポロポロは散々コスって描写してたから、伏線回収アチアチ
クミコレイナはいい信頼関係だね、良いねー

再オーディション

クミコがレイナが負けることを「嫌」と表現したのはデカリボンの自己中と同じ
自分がどう思うか?を伝えただけで、相手の肯定になる
同じムーブだけど関係性で変わるのが良
信頼と実力が裏付ける、正しい勝利だ
負けと勝ちを濃くしていて良い


演出としてレイナのトランペットがいいんだなというのは分かる
俺には良し悪しが分からない、分からないから、分からないのだ
傍観する人多数なのも分かる、人々は無でありたいのだ
どちらかに肩入れしたら、どちらかとは対立せねばならない
デカリボンは正しく推し先輩に強い拍手するし、
クミコは正しくレイナに強い拍手するし
正しくて良かった、とても正しい

先生

淡々としているながらも、正しい指導をする
"実力を評価する"という姿勢を語りではなく物理で示していくスタイル
毛布を片付けてしまったときに怒るのは正しさの象徴、方向性マスターランク
動作として怒ってはいるけど、感情的ではない
「そんなことは言っていない」だ
確かに、片付けろとは言ってないね


クミコに言う「できると言いましたね」も強い
みんなに言う「全国に行くと言いましたね」も強い
発する言葉に嘘は一つもない
姿勢が一貫していて、ブラフがない
ずっと"言葉の通り"に動いている
ブラフがないので何も弁明しない、だから裏読みされてレイナをヒイキしたんじゃないか?と疑われていたのもウケた
対応も「みなさんが納得していないようなので」を理由に、再オーディションにするのもスジが通っており、いい展開だった
泳がすの上手くね?
終始、見ていて気持ちが良いキャラクターだった
一貫性というのはほぼ無条件で気持ちがいいのだ


では、2を見ます