憂き目

生きるという憂き目に遭う

善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学

善人ほど悪い奴はいない ニーチェ人間学


善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学 (角川oneテーマ21)


mainennetaro.blog.fc2.com
ニーチェはチョロいぞ、的な文章
読むか~と記事の下部のリンク踏んだらunlimitedにあったので気軽にスタートした
それが3/11の出来事
それからチマチマチマチマと読み進めてやっと終わったのね


再度見つけた記事を読み直したら言ってることが分かった
なるほどねーと二度美味しかった

弱者とは何か?

ニーチェいわく

弱者とは、自分が弱いことを骨の髄まで自覚しているが、それに自責の念を覚えるのでもなく、むしろ自分が弱いことを全身で「正当化」する人の事である。


強者はパワー振り回して優勝してる
世のため人の為にやっている
it's 善良ごっこ


一方、弱者
「あふれ出る才能がまだ目が出ていないだけ」
「俺はまだ本気出してないだけ」
と、言っているがフツーに現状の自分がカスなだけである


「強者ばっかりチヤホヤされて悔しい」
「悔しいは辛い」
「辛いは虐げられている」
「虐げているのは強者」
「対面するのは善良な弱者」
超理論
強者が悪くて弱者が善くなる
「右手に盾を左手に剣を」「現世と冥界の逆転」って感じだね


搾取されるのはおかしい、差別されるのはおかしい
バカがカモられるのはバカだから当然なんだけどな?
それは置いといて…
カモるやつは悪い奴(絶対)
そういうことになっちゃう
だから、弱者は正義サイドっぽいのだ
カモってる方が悪そうに見えるもんな
俺でもそう見えるもん、笑う


実力もないくせに、相手が悪いとする
格ゲーっぽいな


格上は格下をぼこぼこにしてバカにしている
そりゃそうじゃんね
リアルバージョンね
話がすり替わると違和感はあるけど、並べた本質は同じだろう


格ゲーは哲学だ
1on1になっているだけシンプルなだけよ
努力をしていない奴は負ける
社会そのもの


弱い奴ほど吠える、ってよく言うじゃん、これじゃん
ザコを棚に上げて、批判する
よく見るじゃん

現代のリアル

「こんな私でも生きやすい世の中に」なっているらしい
マイノリティっていうのはさ
"いいバグ"と"わるいバグ"があるのね
"いいバグ"は天才とか言われる奴、ふつうから生まれないからマイノリティ
でも、他は全部"わるいバグ"
マジョリティにとっては必要のない、輪を乱すクソヤロウでしかない


だから、教育やら社会エリアに放り込まれると
いじめやら環境やらによって淘汰されてしまう
もはや、自然の摂理
ヒトってドーブツだね


マイノリティが認められている社会になりつつある
というか"人権ソード"が強い
振りかざして、人の利益をぶった切ることができる
パワー!チカラ!
マイノリティを認めないようならば?!
「寛容ではない会社」のレッテルでぶっ殺されます
こわいね
大きめの会社、ガイのモノ、雇用
そういうこと


スクラップ&スクラップ

悪事

善人が悪事をなさないのは、それが「悪い」からではない。ひとえに社会から抹殺されたくないから、つまり悪をするだけの勇気がないからである。社会に抵抗してひとりで生きていけるほど強くないからである。


俺は社会だって敵に回してやるぜ!的な
マンガ主人公ソウルは持ち合わせていない
そこらへんのモブなんだよねー
モブはちょっと悪いことしたら潰されちゃうもんな

善人の最大の罪は、鈍感であること。つまり、自分自身をよく見ないこと、考えないこと、感じないことである。


自分がカスだから環境もカス、なんと鈍感で気づかない
人は自分を映す鏡
これマジ真理


この罪、当てはまるとムカつくから、自分高めてこ

弱者は人間のうちに潜む「悪」に向き合わない

メチャ気に入った

善人は絶対に犯罪に手を染めることないほど賢明である。しかし、同時に、殺人を犯したり放火したり強姦する人の気持ちが皆目わからないほど愚かである。いや、ここでも正確に語りなおさねばならない。わからないのではない、かすかにわかるのだが、頭を左右に大きく振り「不純物」を脳髄から飛び散らかすようにして、わからないことにしてしまうのだ。


善人は犯罪は絶対悪としないと善人になれないんだよな!
本質的でうっとりしちゃう


悪なりの論理はある
それを理解しようとせず、叩き潰す、それが善人
オメェいいやつだなあ~~~~~~~
ワハハ


異世界で勇者になって、
知能ある魔族でも「魔族だから」って殺すタイプだ
本物の主人公に怒られる奴だ
悪じゃんな

「そんなに死にたければ、ひとりで死ねばいいのに」と、頭の片隅でひねり出しただけの薄汚いこめんとを大っぴらに披露する。さらに、「同じように苦しくても、必死に我慢して生きている人もいるのに」と、これ以上ないアホ面を下げてしみじみ語る。


バズツイートにつくクソリプ
話の論点をズラしてクソ投げつけるモンキー

何も考えず、ただあちこちで聞こえる安全無害な意見だけを採り入れて、それらを九官鳥のように繰り返しているだけなのだ。


わかるわかるマウンテン登頂した
安全無害な意見ってペラッペラなんだよな
そして、その場にふさわしくないから論理的じゃない
論点がずれている


「こういう発信をする人ですよ」の補強でしかない
イイヒトのアピールなんすわ
住んでいる世界のしょぼさが分かる、くだらねー同調だ

弱者は加害者である

ボロクソ言うやん、ウケる

善人は、まったく自己反省することなく、むしろ強者による永遠の被害者を気取るのだ。強者に翻弄され続ける哀れな者という自己像を描き続けるのである。これ以上の鈍感、怠惰、卑劣、狡猾、すなわち「害悪」があろうか!


声出してウケちゃうレベルでボロクソ、「!」もついちゃう
たまに目に入れて自戒しておきたい奴な
ペラ意見でイキりたくないのね
バカをしっかりバカにできる程度にはマウント力が欲しいのだ
これはサボらんぞ


この罵倒、どっかで使いたいぐらいには気に入った
使いどころねえけど、使いたいんじゃ

ルサンチマン


ペンギンラッシュ - ルサンチマン (Official Music Video)
これなら知ってる


ルサンチマンは直訳で嫉妬とか恨みとかそういう意味
マンって言ってもフランス語なのでressentiment
嫉妬マンとかそういうことじゃない
「嫉妬したら、嫉妬させるような奴が悪い」
ルサンチマン、わけわからんぐらい傲慢でおもろさしかない


ニーチェくんは学者だ
学者の世界で「すごそうなやつ」を発表したけど皆からシカトされた
みんな大人の事情で「ニーチェ褒めたらお前ぶっころ」とエライヤツに言われちゃったからね
みーんな自分のポジションが大事なのね
それで、すねているっていうか、ぴえんになった


そんな卑しい学者たちに対して、
「クソが!」と言っている、そんな感じ
あっさいけど、ずーーーーっと同じこと言ってる
「社会的ポジションを持っていても人間性がカス、俺の方が人間性上っしょ」
あってるけどね


弱者の論理、というのは
お前の強みは認めてやらないけど、俺の強みは俺が認めたからハイ勝ち
ニーチェがくだらないと言われてもしょうがないだろ、これ・・・

弱さを避けちゃお

ニーチェは「弱い」と認めたら壊れちゃうこと、知っているんじゃないか説
格ゲー感覚に読み替えて、理解した
「もう勝てない」と思ったとき圧倒的に負ける
仕切り直されたラウンド、体力全開でも差を感じて心で負けれる
ニーチェはちゃんと弱さを認めないから、スゴい

すべての書かれたもののうちで、私は人が自分の血でもって書いているものだけを愛する。


俺も好き、ニーチェと同じ
ブログやTwitterの血肉を感じる文章が好きだ
ビジネス的な洗練された文章も良いけど、やっぱり血が入ってこそなのよ


ブーメランなのはルサンチマンを血で作っているってことは、
「私は嫉妬してる!」と言ってるのと同義なのね
それが、とても、面白い


ニーチェくんは素直でかわいい、ばぶーなのよ

さいごに

救いの一端ではあった
負けても勝ちを覚えた(?)
絶対勝てるようになった(???)
ルサンチマンつよくね(?????)


文句達者な癖に何もしない世間のヤバイヤツの気持ちが少しわかった
俺はそうならないようにしたいね・・・
無限マウントなのよ


ニーチェくんのこと書いた本もうちょい読もうと思ったけど、
ルサンチマンイベントのパターンがいっぱい読めても楽しくなさそう
おなかいっぱいです



筋肉少女帯-労働者M ※詳細に歌詞付き
オーケン曰く、ニーチェなんかもただの人


人生苦しんでいるオーケンの道、すき
それを辿りたいから哲学書も読んでいこうというモチベが沸くね