憂き目

生きるという憂き目に遭う

廃業が好き

いくつか経営とかの本を読んで
思うことを羅列したい気分

しょぼい起業で生きていく


しょぼい起業で生きていく

発売日の2日目ぐらいに全文公開やってて
売れてるから新しい世界のマーケティングだ・・・と感動した覚えがある
最近、読み放題に追加されていたので読んだ
1ヵ月ぐらい前なので記憶が薄れている


サクッと内容を要約すると
コストを下げるだけ下げたらローリスクだから大丈夫
程度の内容、というか、それが全て


店を作って、住居兼店舗にすることで生活コストを下げるところは良い
店の内部にいりびたる客に労働力になってもらったりとかはうさんくさめ


実際、コストを高めて張り切って「俺の店」みたいにしたところはつぶれる
初期の投機が回収できるビジョンを見ていない
理想を現実に変える力じゃねえんだよ、バーカって気持ちになる


滅びそうな新しい店はめっちゃ好き、目新しいので行く
そして、見下す
いつ潰れるかを楽しみにする
潰れると「やっぱりなあ~~~~」って読みがあっていたことににんまりする


「ローコストが大事だよ」を激押ししている本
現代だとこれが最良かも~と思う
でも、自分の手を離れるまで、わりと時間かかりそうでだるい
社会不適合者というよりも、俺がだるい

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい


サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書)

ぼくは買いません


300万円で黒字経営だけど後継者問題で手放したい奴を買え
みたいな話、夢物語くせーけどリアルみある
中小企業の大半、というか、零細企業
よく後継者問題でよく潰れるって大学生のときに受けた授業で言ってた


後継者たる人物、が見つからないんだよね
エリート従業員は従業員としての適性はあれど
リーダーシップがあるかどうかは別問題
適正がない人間に任せることもできず、宙ぶらりん
そういうのはよくある
インターネットを探せば後継者問題で悩んでいる奴いっぱいある


いつでも梅ジャムが生産終了したって話が一番思いだすんだけど
それは後継者問題というか、もう終わらせるって意気込みで別件なんだけど
継がせないって選択肢を取ることで世界から消えるパターンはある


それを、救えと
買って融合する前に会社にもぐりこんで、立場を取って
「俺、リーダーシップあるよ」をアピってスムーズに入り込め!
みたいな、無理ゲーっぽ
それを普遍的なみなさんにできます!と言っているの、普通に頭おかしくて草
出来る人もいるんだろうけど
良さげな会社にいる人が前提になってる
対象者が中年だからさ、そこまでサラリーマン人生を送ってきたやつが起動変化できるとは思えない


言っていることはある程度まともだけど、夢売ってんなあ!って感じがする本だった
続編の会計を買うだけ買ったけど読んでない


「信じきれないから結果が出ないんだぞ」って天の声が聞こえる
ただ、夢物語たりうる要素おおすぎでしょーとは思う
どっちにしろ、こうやって本として出版されてそこそこの人の目に触れている時点で
抜け穴が提示されているわけではない
これを肝に銘じて、読書するのだ

花のタネは真夏に播くな


日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学 花のタネは真夏に播くな (文春文庫)

読み放題ラインナップ、なんとなく読み始めて
まだ60%しか読んでないけど完全に理解した


40%まで竹田さんの過去エピソード
菓子屋の息子がベンチャー気味にフィーバーしてすごーいって話
タマゴボーロ無双
需要ピークでもそこに合わせて設備投資をしない
"今"を取らない
これ、強い


長期的なスパンで、これ以上ハイコストなマシン買うと滅びる
投資したコスト分、需要が高まった状態でキープされるかっていったら
そりゃないでしょ、を読み切っている
たぶん、経営者だったら大体、需要にはこたえたいと思っちゃうよね
経営感覚完全ドリーマー


ボーリングブームへの乗り方も面白い
ブームパワーでの儲けもいいんだけど
その後の立ち回りが、硬くて渋い


ブーム終わり後、腐ったボーリング場を買い上げ続け
手放したい業者からいい感じのお値打ち価格で引き取っていたらしい
資金に余裕がある、つわものの立ち回りだ


結果的に、ボーリングブームの終わりと共に燃え尽きる業者が多い中
体力で耐えきってボーリングに魅せられたファンを総取りする
たまんねえ、強キャラじゃん、天才すぎる
独占、最強
おれもやりたい


残りは株の投資がどうのこうの
株主キングになるとめっちゃすごいやん!って信用パワーが得られる
この人キングやで!って紹介されると信用パワーマシマシ
それで稼いだ信用は有益
現代のトレンド、信用貯金
まー、勝ちルート乗ってるよねー


タイトルの通りの旦那的エピソードが羅列されているんだろうな
と、思ってここで飽きてきた、そんなところ

で、何すんの

俺はなにもしない
株は一応積み立てNISAで積んでるけどチェックしてない
しょぼい話を聞いても、俺にはそんな熱量はない
M&Aの話を聞いても、俺にはそんな熱量はない
旦那の話を聞いても、俺にはそんな熱量はない


他人事で、すげーとかつえーって言ってるだけ
これで満足、しちゃうんだよなあ
金に困っているわけではないので
ハングリー精神が欠片もない、まったくない

日記

昨日は酒を飲まなかった、エラい
Fortniteも学習したことがほんのり生かせて嬉しさ
課題点がまだあって、やることがある、伸びしろは面白い


その程度の感じで生きている、今はそこそこ幸せ
労働者に戻る、今はよくわからない
バイトぐらいしてもいいなあってずっと思ってる、思っているだけ

エアロイヤルホスト

新横浜に2月OPEN予定だったロイヤルホストがあって
ずーっとエア求人がindeedに落ちてた、ブラフ
いたずらかな?と思っていたけど
今見たら6/22にグランドオープンらしい、ずいぶんズレてて草


オープンする前から思うけど、たぶん流行らないし、たぶん潰れる
予言は当たる
俺はエリート新横浜民だからだ
いくつのも高級志向の店が来ては撤退している
居る人は「別にここで張り切らねえよ」っていう空気が流れている
そう、ここは移動中継地点でしかないのだ
今回もそうだろう
しょぼそうなので働いてみたい気になる
失業者手当取りにハロワ行かなきゃいけないけど
働いたら失業者にならないし
アって感じ


場所は駅ビルの10階だと思う
前はドイツ屋がはいってたポジションが空いている
豚肉にマスタードソースをかけたもの、すっぱいキャベツ
なんともいえないメニューだったのを覚えている
11年ぐらいやってたのに、俺が微妙だなって思って後に潰れて草だった


レストラン街は店の回転があって面白い
潰れそうだなって思ったところは潰れる
俺の好きなマハラジャっていうインドカレー屋も死んだ
ディナーが高すぎるからリピーター取る気を感じなかった
ランチは謎に食べ放題で謎にコスパが良くて謎、深かった


マハラジャ跡地に出来た熟成肉のゴッチーズビーフも潰れると思う
理由は単純に、値段の割においしくない(ド致命傷)
1680~ぐらいの値段設定なのにたいしたことないものが出てくる
損した感が強くて終わり
人間は損するのが大嫌い
ぼったくりは消える
いつ潰れるか楽しみ、そんな感じ
もう誰が行くかよって感じ、コスパ最悪、マハラジャに戻せ


改めて、廃業して移り変わる街の景色を見るのは楽しい
弱肉強食は美しい
淘汰されるべきものが、当然のように淘汰される
この現実が感じられるのがたまらない
廃業、性癖ストライク