憂き目

生きるという憂き目に遭う

貴重な日々

コロナで土日の予定が飛んだ
というか自粛した
流石にイキって遊んで肺炎になってもなあ
いつまでこんな感じで過ごさねばならんのか
そこらへんは分からないが、思ったよりも長いはず


歴史に習うかぎり、
スペイン風邪いわく、超死んで抗体を獲得するか
エイズやら結核いわく、ワクチンが開発されるか
受け入れることもできない、ポンポン生成できるものでもない


いつまで続くのか、春が終われば、夏が過ぎれば
そういうもんだいじゃねえんだよなあ
どっかで人間としての自粛パワーが外れて、パンデミックまで


リアル
システムが崩れる瞬間に立ち会えるかもしれない
コロナの影響で病院がパンデミックエリア
医療関係者が消えるかもしれない
わりを食う枠、がんばっても終わらない可哀想な人々
失業者が行政に頼り、行政の仕事がパンクするかもしれない
可能性は0ではないし、なんなら高いと思う
使命感を持ってやる義務、義務などない、どこにもないからな
逃げてしまうんじゃねえの
逃げ得、意義の為に肺炎になるのはアホなのだ
責任感


パンデミックがどこまで進むのか
平和ボケしきった俺には楽しみでしょうがない
終わりを望んでいるから、しっかりきっちり滅びて欲しい
どうせ絶望しかない世界なんだからさ、どうなってもどうでもいいよ


俺は何も切羽詰まってないし、金もある
食料がなくなったらピンチだけど、
しばらくは金でなんとかなるでしょ
なんともならなくなったら、
やっぱり生きるのってカスじゃんって言って終わり
希望はないし絶望的だけど、未来なんてねえし、どうでもいいからな


死ぬまではさー
酒飲んで、飯食って、本読んで、アニメ見て、ゲームして、
そういう贅沢をするワケ
好き放題ねむれるのも最高なワケ
顔を洗って清潔なタオルで拭くのは贅沢なのだ
そのタオルを一瞬で洗濯機に放り込み、洗えるのだ
それが貴重なのよ


これで脳汁が出なくなったら、出るまで休む
そのループ、今はそれしか答えがないんだよな


これが守れるのはしばらくかもしれない
まー消えるかもしれない日々を噛み締めていけ
後悔しないように誠実に生きた方が俺は俺を許せる


結局のところさ、一生俺の興味は俺にしか向かないんだろうな
俺は俺が生存することを許せていない
許すために生きるのだ、これでよかったとは思えない
一生許すことなく「クソだった」が結論だろう


ここ数日、遊んでいた3日を除いて、大体2週間ぐらい
適切な快眠を得て、飯を食って、ある程度は日の光を得て
人間らしい生活を営んで、割とまともな精神状態だった


それでも、
焦燥感とか虚無感は抜けないね
身体が動かなくなるほどじゃないにしろ、
どうしようもねーなーって想いが強い
掃除して、飯作って、風呂はいって、
生活はできる、でも、どうでもいいのだ
コロナもあるけど無理なものは無理なのだ


「セーブして電源を切る」
これがやりたいんだよな、やれないんだよな
そういうもんだぞ、諦める以外何もないんだよ


それでもしょうがないからな
ひたすらしょうがないからな
腑に落とすしかないのだ